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消費税が高い!消費税の始まりから逆進性まで分かりやすく解説

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今回は貧乏な我々のための消費税の話をしようと思います。

 

そもそもの導入された経緯や消費税の恐ろしい逆進性という仕組みを解説しますね。

消費税導入の経緯

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消費税は約30年前の1989年竹下内閣の時に導入されました。

 

元々は物品税というゴルフ用品や毛皮などの贅沢品だけに課せられるような税金が存在したがのですが、「贅沢品」と「非贅沢品」の線引きをするのが困難という問題を抱えていました。

 

その問題を解決すべく国民全員から一律徴収する税として消費税が導入されたんですよ。

自動車会社の圧力に負け,消費税導入

表向きは上述の通りのようですが、、、

 

実は、「贅沢品」と定義された物品を扱う業者(特に、自動車業者)からの圧力はとてつもなかったらしいです。

 

「自動車は贅沢品じゃない!非課税にしろ!」

という風に。

 

要するに、贅沢品を扱う業界の圧力に屈して物品税が廃止され、消費税が導入されたのです。

 とりっぱぐれリスクのない消費税

財務省のHPに税収の推移に関するグラフがあります。

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所得税法人税は景気によって徴収できる額が不安定ということが分かります。

 

一方、消費税は安定して税収を獲得できていますね。

 

当たり前ですが、消費税は消費するときに課税されます。

 

「食べたり」「飲んだり」人間が生きていく限り一定の消費をせざるを得ません。

 

つまり、景気にかかわらず安定して必ず徴収できる税であり、とても優れた制度というわけです。

 

他にも消費税のメリットはたくさんあるんですよ。

 

もちろん徴収側の視点でです。

消費税は一回当たりのの支払額が少ないという罠

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あなたもご存知の通り、2018年時点では消費税は8%。

 

100円に対して8円、1000円に対しても80円しかかかりません。

 

我々は、一回当たりの負担が少ないから「そのくらいまぁいいか」と支払ってしまうのです。

 

搾取する側の立場にとっては、国民に大きな負担を感じさせず、広く浅く徴収できるわけ。

 

まさに少額チャリンチャリンモデルです

 

しかし、先ほど申し上げた通り、我々は人生100年間の中で何千回、何万回と買い物をする中で支払い続けます。

 

合計するととてつもない額になることは明らか。

 

家族4人の生活費を仮に1億6000万円とすると,消費税は1280万円

 

この金額を聞いてあなたはどう思ったでしょうか。

文句を言わせないように飼い慣らされてる我々貧乏人

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我々は消費税から逃れる方法はあるのでしょうか。

 

いくら払いたくないからと言って、コンビニのレジのおじさんに文句を言うわけにはいきません。

 

当然のとこながら、コンビニが消費税を徴収しているわけではないとあなたは知っているからです。

 

要するに、「徴収者」と「納入者」が全く顔を合わせることがないシステムになっているというわけです。

 

顔が見えない分,文句を言う機会すら与えられていない仕組みになっているのです。

 

突然,財務省に怒鳴り込みに行っても門前払いでしょう。

億万長者の5倍税金を払う貧乏人

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 所得税

皆さんご存知のとおり、日本では累進課税制度が導入されています。

 

稼げば稼ぐほど課税額が上がるという制度です。

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4000万円を超えようものなら所得税だけで所得の半分近くとられてしまいます。

 

「金持ちも相当取られてるんだな」

 

とあなたは思ったのではないでしょうか。

 

もしそう考えたのならそれこそが国家の思う壺かもしれません。

 

よく考えてみてください。

 

この表のほとんどは、収入が4000万円以下の人に向けた情報しか語られていません

 

収入が4000万円を超える億万長者はどうなるのでしょうか。

 

4000万円を超えたら1億円でも10億円でも45%ということです。

 

全く課税額が増えません。億万長者が優遇されているとは思いませんか?

 

では、ここで年収3億円の社長を例に出して考えてみましょう。

 

3億円の内訳は我々と同じようにすべて労働収入でしょうか。

 

おそらく、持ち株の配当等の労働収入以外が収入のほとんどを占めるパターンの方が多いのではないでしょうか。

 

ソフトバンク会長の孫正義さんの、ある年の収入は100億円でしたが、その内の99億円が配当収入なんてデータもあるのです。

 

仮にここでは3億円の内2億円が配当収入だとしましょう。

 

配当収入に対する税金は20%であり、4000万円課税されます。

 

また、労働収入である1億円に対して、45%が課税されます。よって所得税は4500万円になります。

 

年収3億円の社長の課税額は8500万円となるのです。

 

収入に対する課税比率はたったの28%になってしまいました。

 

ここでは簡単に所得税だけで計算しましたが、年収1000万円の人と同等の程度の課税所得になってしまいました(年収1000万円のひとは給与所得しかないものとします)。

 

億万長者は我々と大して変わらない比率しか税金を払っていないのです。

 消費税編 

今度は消費税で考えてみましょう。

 

今回例に出させて頂くのは、

  • 「弁当は半額でしか買わない」貧乏なAさん 年収200万円
  • 「脱労働者階級に成功した」億万長者Bさん 年収1億円

の上記二名。 

 

Aさんはお察しの通り、生きていくだけで精いっぱいです。

 

稼いだお金である200万円はすべて食費や家賃に消えてしまいます。

 

よって、2018年時点での消費税8%が収入すべてに対して、Aさんに降りかかってきます。

 

一方、Bさんはどうでしょうか。

 

1億円すべて消費に回す愚かなことはしないでしょう。

 

例えば、8000万円程度は貯金や投資に回すことでしょう。

 

消費に利用するのは2000万円です。

 

2000万円の内の8%である160万円が消費税として消えていきます。

 

しかし,Bさんの稼いだお金は1億円です。

 

全体の収入から見ると実質1.6%しか消費税に費やされていないのです

 

つまり、貧乏人Aさんは億万長者Bさんの5倍もの割合の税金を支払っているのです。

税金に疎い貧乏人

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このように政府の巧みな演出により、貧乏人は億万長者よりも明らかに税負担が高いにも拘わらず、ほとんどの人が気づくこともなく文句も言わず払っているのです。

 

前回の記事で取り上げた物品税の話も同じことです。

 

物品税が廃止され消費税が導入されたことにあなたはどう感じたでしょうか。

 

貧乏人が税率5%で億万長者が税率1%だったら間違いなくあなたは

「おかしい!!」と文句を言うでしょう。

 

しかし、「贅沢品には課税するけど、非贅沢品は非課税」という仕組みが「一律課税対象」に変わったという事実を「ふーん」と読み流してはいないでしょうか。

 

よくよく考えれば、高所得者に対して減税して、低所得者に対して増税している」ことと同じです。

 

難しい言葉では、消費税の逆進性という。

 

「消費税はみんな平等だからしょうがない」とか間抜けなことを言っている場合ではないのです。

 

「物品税」を廃止し、「消費税」を導入した歴史を認識すれば、おかしなことになってしまっていることはあなたにも分かるはずです。

 

我々が「増税」という言葉に過敏に反応することは政府はよく分かっています。

 

巧みなイメージ戦略を用いることにより情報弱者である我々には気づかれないように実質的に増税しているのです。

なぜ貧乏人ばかり搾取されるのか

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ここで貧乏人のあなたはこんな疑問がわいているでしょう。

  • 「どうせ金を取るならたくさん持ってる人からとる方が効率的じゃないか」
  • 「金のない人から金をとってどうするんだ」

いかにも貧乏人の発想ですね。そうではありません。

 

金は「たくさんあるところから取る」のではない。「取りやすいところから取る」のです。

 

貧乏人の我々はおそらくほとんどが労働者(サラリーマンやアルバイト)でしょう。

 

我々はどのようにして税金を払っているでしょうか。

 

ご存知の通り、会社から源泉徴収され、自分で税金のことなんて全く考える必要がありません。

 

一方、億万長者である社長や自営業、投資家等の人は、稼いだお金の中から税金がいくらなのか自分(もしくわ税理士)で申告するのです。

 

せっかく稼いだお金はできるだけ取られたくないので、あらゆる手段を講じようとするのは容易に想像がつくでしょう。

 

我々のようなサラリーマンは税金のことを考える必要がない代わりに、税金のことについて疎い人になってしまっているのです。

 

文句を言わない無知なサラリーマンは税を徴収する格好のターゲットなのです。

まとめ:税に疎いといつまでも不幸

消費税は徴収側にとってメリットだらけ。

  • 国民に負担を感じさせない(本当はかなり負担なのに)
  • 税収が景気に左右されない
  • 滞納のリスクがない
  • 苦情発生リスクがない

ライブドア時代のホリエモン「消費税は最強のビジネスモデルだ」と言ったのがよく分かります。

  • 国はあらゆる手段・テクニック・イメージ操作を用いて税を徴収
  • 税に疎い者が税をとられる 

我々はもう少し税について勉強する必要があるようです。

 

以 上

 

参考:

国税調査官が明かす金を取る技術 大村大次郎

元国税調査官が明かす 金を取る技術 (光文社新書)

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