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荒れた年金問題!我々にできることは(預金封鎖~年金プロパガンダに学ぶ)

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テレビをつければ,世間は「年金2000万円問題」と国会が荒れている。

 

我々は年金問題に対してどうすればよいのだろうか。

年金2000万円問題

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金融庁の正式な報告書に「老後の30年間で約2000万円が必要になる。年金ではまかないきれないから自分で貯めてね」などと読み取れる記述が盛り込まれており「100年安心の日本の年金はなんだったのか」「政府は責任放棄をするのか」などと批判が殺到している。

 

 

我々は10年前,20年前、お役所さんに「払った分は将来返ってくるものですから」「年金を払っておけば老後も安心です」的な事を言われて年金を払っていたのではないだろうか(拒否権はないのだが)。

 

 

少なくとも当初私は「払った分は返ってくる」と思っていた。正式な文書に書かれていたかはさておき,多くの人はその様に認識し(刷り込まれ)ているのではないだろうか。

 

だからこそ,今まさに年金2000万円問題などと炎上しているのだ。

マンガで読む「一緒に検証!公的年金

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2017年にも似た様な炎上があった。

 

「一緒に検証!公的年金」とは厚労省のサイト内に掲載されているマンガのことである。つまり,このマンガの内容は国家の公式見解ということになるわけだ。

 

 

にも関わらず,マンガの内容について国民から「酷い」,「嘘つきだ」,「洗脳している」,「矛盾している」という意見が殺到し炎上してしまったのだ。

 

一体どの様な内容であったのだろうか。

一部を抜粋しご紹介しよう。

全文はこちら>>https://www.mhlw.go.jp/nenkinkenshou/

年金マンガの問題点1.論点のすり替え

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上記マンガで社労士の女が以下の様にコメントしている。

 

社労士の女:

今のお年寄りたちは教育や医療も十分でなかった時代に自分たちの親を扶養しながらここまで日本を発展させてきました。

そのおかげで今の若い世代が豊かに暮らしていることを考えると受け取る年金に差があったとしてもそれだけで若者が損とは言えないと思いませんか?

 

国民(女の子):

確かにわたしたち好きな大学に行かせてもらてるしなあ

柔らかいテイストの漫画の中で「おじいちゃんおばあちゃんが頑張ったから今の日本があるんだ。確かに豊かな生活を送らせてもらってるしな。」と一見,年金額に差があってもしょうがないかと思いかけてしまう

 

 

マンガ内でも「好きな大学に行かせてもらってるしな」と国民が納得してしまっている。

 

しかし,ダマされてはいけない

 

国家は「自分たちの時代が”豊かであったか否か”で,年金の受給額が変わることは当然だ」「豊かに暮らしているから年金が少なくても良いだろう」と言っている様なものだ。

 

これは完全に論点をすり替えているのだ。

 

「豊かさと年金受給額は関係ないだろう」,と突っ込まなければいけないところだ。

年金マンガの問題点2.責任放棄

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以下は上記マンガの国民と社労士の会話である。

 

国民(女の子):

結局若い人は大変ってことか・・・・・・

 

社労士の女:

少子高齢化が続けば仕方のないことですけどね(ピザをもぐもぐ)

 

「仕方がないことですね」とさらっと流しているが,「仕方がなくねーだろ!」と言ったところだ。

 

「年金が払った分返ってくると思っていた私たち」にとっては,完全に責任放棄だと感じざるを得ない。

 

少子高齢化が進めば,”高齢者一人当たりに対する支える生産年齢人口”が減るのだから年金受給額が減って若い人が将来大変になるのは仕方がない。年金に頼らず自分でなんとかしろ。」と言っている様なものだ。

 

まさに今流行りのキーワードの「自助努力」だ。

 

このように国家は柔らかいテイストのマンガというエンタメを通じて,我々国民を扇動しようとしているのだ。

 

本当に恐ろしい大衆扇動は、娯楽の顔をしてやってくる

 

これは辻田真佐憲作の「たのしいプロパガンダ」のキャッチコピーだ。まさにこのマンガは年金プロパガンダと言ってよいだろう。

 

残念ながら「100年安心の年金」とは,

 

  • 金保険料をちょびちょび引き上げ,
  • 給付開始年齢を遅らせ,
  • 給付金額も少なくし,
  • それでも,足りなければ消費税も10%→20%→30%と徐々にあげていき,

何とか年金制度を形として100年間破綻させないことを言っているのではないだろうか。

 

いざとなったら日本国家は年金制度を破綻させないためにいかなる手段をも講じてくるだろう。1946年のの預金封鎖という日本国家の対応を思い出せば納得がいく。

預金封鎖

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預金封鎖とは金融機関にある国民の預貯金を一時的に封鎖し,引き出せないようにすることである。厳密には生活費等の生きていく必要な一部は引き出すことができる。

 

ではなぜこんなことをする必要があったのだろうか。

 

国家は国家予算的なものを戦争ですべて使ってしまいお金がなかったのだ。

よって,正当な理由によって国民から財産を巻き上げる必要があった

 

 

そのために実行されたのが預金封鎖である。

 

 

1946年の2月に金融緊急措置令として,預金の引き出しを禁ずる預金封鎖を発動した。

 

そして,紙幣の切り替えを行ったのだ。「旧円」を「新円」に切り替えることにより「旧円」を利用できなくしたのだ。

 

国民はタンスに貯めている「旧円」が利用できなくなってしまうので仕方なく銀行へ入金を行うのだ。

 

「旧円」から「新円」切り替えられたのは預金封鎖発令されたわずか数週間後である。

 

これにより国家は国民の持っている財産をすべて把握することができたのだ。

 

その後,財産所有額が10万円を超える国民に対して,25%~90%の暴利とも言える税金がかけられた国家は事実上国民から財産を奪い取ったのだ。

 

かき集めたお金で財政の立て直し及び国債の償還を行い,財政破たんを免れたというわけだ。

まとめ 

 国家は昔から「ズル」をするやり方が非常に上手で,それと同時に我々は非常に騙されやすい民族でもある。

 

しかしながら,国家に立ち向かおうとしたところで我々は国家の前には非力であり,戦うだけ無駄であるということも事実であろう。日本人は文句は言うものの誰も立ち上がろうとはしないのだ。

 

我々ができることは対国家で考えるのではなく,自分自身に目を向けて日頃から正しいお金の知識を身に着けて知識武装することくらいかもしれない。

 

国家の思うつぼかもしれないが,「国家に年金を払わせるための努力をする」より「自分自身が今より少しでも稼ぐ力をつける」ことの方が実のある努力になる可能性が高いだろう。

 

今日より明日,明日より明後日の方がより豊かな人生が送れるような勉強・挑戦をしよう。

 

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以 上