海外旅行の際に必要になってくる2大必須事項は以下の2つではないでしょうか。
- 外貨の調達
- ネット環境の整備
外貨の調達については以下記事にておすすめの方法をまとめていますよ。
当記事では海外旅行や海外出張で、ネットを自由に利用するためのおすすめの方法を紹介しますね。
テレビCMなどの効果により、イモトのWiFi 等をはじめとしたポケットWi-Fiをレンタルすることにより海外でのネット接続を可能とする方法が一般的になりつつあります。
しかしながら、Wi-Fiルーターのレンタルは比較的高額になりやすいというデメリットや繁忙期等は「在庫がない」と言う事象に陥るケースがしばしば見受けられるのも事実です。
そんな時に活躍するのが、海外用のプリペイドSIMです。
Amazonなどの通販サイトで事前にプリペイドSIMを購入し、お手持ちのスマホに挿入するだけで簡単に海外でネット通信をすることができます。
しかも数百円から3000円程度と比較的安価。
先日私もヨーロッパ旅行をしてきたのだが、30日間ヨーロッパ72地域どこでも使えて、データ通信12GB及び音声通話可能のプリペイドSIMを購入しました。
値段はわずか2150円。
Wi-Fiレンタルでネット環境を整備しようと思ったら余裕で1万円をオーバーしてしまっていたでしょう。
今回は海外用プリペイドSIMについてのオトクな情報や注意点を以下でご紹介しますね。
プリペイドSIMとは?そもそも論
そもそもプリペイドSIMがイマイチ何かわからない...って方もいませんか?
まずはこんな疑問にお答えします。
プリペイドSIMとは、使用できるデータの容量や期間があらかじめ決まっている使い捨てのSIMのこと。
例えば、先払いで1,000円払ってSIMカードを購入してしまえば、スマホに挿した日から3日間、3GBまで使えます。
フランス用のSIMカードだったらフランスに行って挿せば、フランスのネット回線が使えるようになると言うイメージです。
レンタルWi-Fiは高すぎ
テレビCM等であまりにも有名になりすぎたイモトのWiFi を例に取り、料金の相場を見てみましょう。
他にもWi-Fiレンタルサービスを提供している会社も存在するが対象の差こそあれ、料金が劇的に変わることはありません。
例えばイタリアで1日1GBバイト利用しようと思えば、1日当たり1880円かかってしまいます。
イタリア旅行ともなれば長期滞在になるでしょう。
5日以上滞在するだけで合計1万円を超えてしまうのです。
3G回線で1日500MBに落としても、1日当たり980円。
私が利用したプリペイドsim(30日間ヨーロッパ72地域どこでも使えて、データ通信12GB及び音声通話可能)は総額わずか2150円でしたよ。
プリペイドSIMが如何に安いかイメージできたでしょうか。
ルーターのレンタル料金が最も安い台湾を例にとっても、3G回線で1日500MBで、1日当たり680円。
3日間の弾丸旅行だったとしても 2000円程度料金がかかります。
ちなみにWi-Fiルーターの空港受取手数料500円等別途手数料も上乗せさせられます。
台湾のプリペイドsimはいくらくらいでしょうか。
Amazonで3日間弾丸旅行用の以下のような商品があります。
ご覧いただいた通りわずか650円であり、ポケットWi-Fiレンタルの半額以下のコストで通信設備を整えることができるのです。
もっとも、Wi-Fiレンタルの場合複数人が同時にWi-Fi接続することができるというメリットがあります。
卒業旅行など大人数で海外旅行をする場合はWi-Fiレンタルの方に軍配が上がることもあるでしょう。
●公式ホームページはこちら
プリペイドSIMで海外旅行しよう
海外用のプリペイドSIMを購入するにはいくつか方法があります。
- 日本でネット通販で購入する
- 現地の空港や携帯ショップ等で購入
結論から言うと日本のネット通販で購入してしまえばOKです。
現地で購入する方が「安い」という可能性もあるでしょうが、せいぜい数千円の買い物です。
数百円程度安く購入できる可能性がある程度ではないでしょうか。
現地での購入価格を英語で調べるのも疲弊するし、いざ空港で手続きをしてうまくいかなかったらネットなしで海外で過ごすことになってしまいます。
慣れてない人にとっては現地でのプリペイドSIMの購入はコスパが悪くメリットはあまりないでしょう(もちろん英語が堪能で海外に精通しているのならその限りではありません)。
日本でプリペイドSIMを購入するにはAmazonや楽天で「プリペイドシム 国名」などと検索すればたくさんヒットしますよ。
後は口コミやレビュー等を参考にしながら滞在日数と必要容量等を考慮しながら一番良い商品を購入すればよいだけ。
ちなみにアジア旅行ならSIM2Flyというメーカー、ヨーロッパ旅行ならThreeというメーカーが比較的おすすめです。
双方とも利用したことがありますが、使えなかったことやスピードが遅すぎる等の不具合はなく、GoogleMapや検索をする分には不便なく利用することができますよ。
プリペイドsimの注意点
便利でコストが低いプリペイドシムであるが、いくつか注意点も存在するので紹介しておきます。
SIMフリー端末でないと利用できない
プリペイドSIMはSIMフリーの端末(SIMロックが解除された端末)でないと利用することができません。
SIMフリー端末とは:
SIMロックは大手3キャリアであるau・ドコモ・ソフトバンクが、他社への流出を阻むためにかけいるロックのことです。
要するに他社のSIMカードを挿入しても動作しないようになっています。
実に煩わしい仕組みですよね。
au・ドコモ・ソフトバンクのキャリアと契約しておりSIMフリーと言われてもピンとこない方はSIMロックがかかっている可能性が高いのでまずはSIMロック解除をする必要があります。
ちなみにSIMロック解除は各キャリアのポータルサイトから自分で簡単に(5分以下)実施することができますよ。
SIMロック解除ができてからプリペイドシムを購入しましょう。
SIMカードのサイズをチェックしよう
SIMには標準・micro・nanoの3種類のサイズがあります。
スマホ端末とSIMカードのサイズを事前に確認しておきましょう。
最近は大抵以下画像の通り、すべてのSIMカードのサイズに切り取れるようになっているものが多いです。
SIMピンを忘れないように
スマホ端末からSIMカード挿入スロットを開けるためにはSIMピンが必要です。
SIMピンを忘れてしまうとSIMカードを入れるのに一苦労してしまいますよ。
シャーペンの芯などで代用もできないこともないが、SIMピンがあるにこしたことはありません。
また、海外用のプリペイドSIMを差し込んだ後、元々ささっていたSIMカードを絶対なくさないように気を付けましょう。
日本に帰ってからスマホが使えなくなってしまいますよ。
まとめ:プリペイドSIMにして、うまい飯を食え
今回はWi-FiレンタルよりプリペイドSIMを事前にAmazon等で購入し、海外旅行に行く方がお得にネット環境を整備することができる話を共有させていただきました。
浮いたお金で是非美味しいご飯でも食べていただければ幸いです。
以 上