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【透明化】ソーシャルレンディングの貸付先の匿名化が終了するってよ【情報開示】

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こんばんは。

 

以前の記事にてソーシャルレンディングは,投資のスキルアップにはあまりお勧めできない旨記載させていただいた。

借り手(貸付先=投資先)が匿名になっていて,投資において一番肝となる「投資対象として適格かどうかの判断」が我々貸し手(=投資家)できないからだ。

kame-reon.hatenablog.com

しかし,ソーシャルレンディング業界に動きが出たようだ。

金融庁ソーシャルレンディング業者に貸付先となる企業の情報を投資家に開示するよう促したのだ。

貸付先=投資先の脱匿名化だ。

昨今のソーシャルレンディング業界の実態

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ソーシャルレンディングは,ネット上で「借り手」と「貸し手」を銀行を介さず直接結び付けることにより,低いコストでお金のやり取りができる実に魅力的な投資手段であることは間違いない。

年利5%~8%程度を実現でき,不動産やFXほどはリスクはない。

比較的安全に銀行に預けているよりは金利収益を得ることのできるいわばミドルリスク・ミドルリターンの投資である。

 

しかし,昨今ずさんな業者の運営が目につくようになり,融資した資金の返済が滞るといった投資トラブルが頻発している。

 

日本クラウド証券」,「ラッキーバンクインベストメント」では業務改善命令が。

「エーアイトラスト」に至っては実在しない架空の事業で投資を募ったとして業務停止命令が出ている。31億円奪い取られたみんクレ事件の「みんなのクレジット」でも業務停止命令だ。

また,業界最大手であるmaneoマーケットにも目的外に資金を利用したとして訴えられ,業務改善命令が出された。

 

マネオの延滞中件数も残念ながら減るどころか増えていくばかりだ。

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(2019/1/2時点)

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(2019/3/13時点)

従来のソーシャルレンディングは匿名性が原則

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これまでソーシャルレンディングにおいて貸付先企業の情報は,貸金業法の関係で匿名にするのが原則となっていた。

通常,金銭を貸すには貸金業者として登録する必要がある。

ソーシャルレンディングにて,貸付先企業の情報が開示されていると我々が特定の貸付先にお金を貸していると解釈され,我々は貸金業者の登録をする必要があるのではないかというのだ。

上記考え方から,違反と認定されないようこれまでは最初から投資先を匿名とする運用が一般的となっていた。

これからのソーシャルレンディング業界

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金融庁によれば今後は,投資先の情報を公表する代わりに,投資家と融資を受ける企業が互いに接触を禁止するなどの契約を結ぶことで,投資家に貸金業登録が不要であることを明確にする方針とするそうだ。

社名や所在地,過去の返済状況や延滞率などの投資家がリスクを判断する材料になる情報開示が進めば,投資家が投資先を判断しやすくなり,悪質な業者やリスクの高い案件が徐々に減ってくることになるだろう。

今後の動きに目が離せない。

 

以 上

 

>>ソーシャルレンディングとは何か基本的なことも以下記事では記載しているよ

kame-reon.hatenablog.com