結婚式と言うのは人生の中でも高額な出費が発生するイベントです。
ウェディングプランナーの提案通り「はいはい」言っていると金額はどんどん吊り上がっていってしまいます。
我々も事前に知識武装をして金額を下げれるところは下げていく必要があるでしょう。
今回は持込み料なしで結婚式のカメラマンを外注する方法をご紹介します。
この方法なら持ち込み禁止会場でもほとんどの場合、カメラマンの持ち込みを行うことができますよ。
式場のカメラマンに撮影を頼むと高額な料金が提示されてしまいます。
外部のカメラマンに変更しようとしても、とても変更する気になれないような「高額な持ち込み料が発生する」とウェディングプランナーに言われてしまうでしょう。
今回は、私が実際に行った持ち込み料を発生させずに外部のカメラマンを持ち込む方法を紹介しますね。
「結婚式場カメラマン」と「持ち込みカメラマン」の違い
そもそも、「式場のカメラマン」と「外部のカメラマン」はどのような違いがあるのでしょうか。
以下で詳しく見てみきましょう。
持ち込みカメラマンは撮影料金が安い
結婚式場でカメラマンを依頼すると、提携している撮影業者に撮影を委託することで約30%~50%の高額な中間マージンが発生します。
この高額な中間マージンが撮影料金を吊り上げる原因です。
よって、高額な中間マージンを回避すべく「外部の撮影業者に直接自分で直接撮影を依頼しよう」という発想になるのです。
●結婚式場のカメラマン | ●外部カメラマン | ||||
1位 | 10~15万円未満 | 27% | 1位 | 5~10万円未満 | 38% |
2位 | 5~10万円未満 | 23.50% | 2位 | 10~15万円未満 | 24.60% |
3位 | 15~20万円未満 | 17.20% | 3位 | 15~20万円未満 | 11.60% |
※結婚スタイルマガジントレンド調査2018 |
上記「事業者に支払ったスナップ撮影の費用」の調査結果の通り、外部のカメラマンの方が費用を安く抑えられているのが分かります。
私の結婚式の場合:
✅式場カメラマン:135,000円
✅外部カメラマン:60,000円
実際の私の結婚式でも結婚式場のスナップ撮影は135,000円でしたが、外部のカメラマンにお願いすることで60,000円にすることができました。
持ち込みカメラマンは撮影枚数が無制限
当然ここで想定される突込みとして、「いくら安いとはいえ同じ条件でないと比較しても意味ないだろう」と言うものです。
安くても撮影枚数等の内容がひもじかったら意味がないですよね。
しかしながら、撮影枚数においても外部カメラマンに軍配が上がります。
往々にして結婚式場のカメラマンは撮影枚数に応じて料金が積みあがっていきます。
一方、外部カメラマンは大抵撮影枚数は無制限で取ってもらえるのです。
写真の最低納品枚数もかなり多い印象です。
ちなみに私が依頼した業者は撮影枚数無制限で最低納品枚数も800枚であり十分な内容でしたよ。
✅撮影枚数が無制限
✅最低納品枚数が多い
持ち込みカメラマンは撮影技術が高い
由緒正しい結婚式場であったら問題ないかもしれませんが、式場にカメラマンを依頼する場合は、
- その日初めて式場で撮影するアルバイト
- 経験の浅いバイト君
に当たってしまう可能性があります。
ウェブで検索していると「写真の品質が低すぎてがっかり」なんてコメントがちらほらみつかります。
また、ブライダルカメラマンの求人なんて見てみると「未経験OK」なんて宣伝も目に付くほどです。
一生に一回でやり直しがきかない結婚式では、きちんとしたプロのカメラマンに撮ってもらいたいですよね。
バイト君みたいな人にあたってしまったらがっかりです。
外部のカメラマンにするなら自分で気に入ったカメラマンを自由に選べばよいので、撮影技術にかかるリスクは大幅に減らせることができるでしょう。
持ち込みカメラマンは撮影可能範囲(場所)が制限される
撮影ができる場所については式場カメラマンに軍配が上がるでしょう。
式場カメラマンは式場のルールに従うだけで特段制限はありません。
一方、持ち込みカメラマンは式場にもよるでしょうが、制約があったりします。
- 挙式中は祭壇には立ち入れず席からのみの撮影
- メイク室の撮影や三脚の使用の禁止等
制限がある中でもプロのカメラマンはうまく立ち回り、品質の高い撮影ができるかもしれません。
しかし、どうしても撮りたいアングル等のこだわりがある場合は式場カメラマンにせざるを得ないかもしれませんね。
結婚式場にカメラマンを持ち込み料無料で外注する方法
式場カメラマンでなく外注カメラマンに依頼するメリットを理解していただけましたか?
いよいよ持込み料なしで結婚式のカメラマンを外注する方法について解説していきます。
前述の通り、ストレートに「外部のカメラマンに依頼します」とウェディングプランナーに言ってしまうと高額な持ち込み料が取られてしまいます。
私が挙げた結婚式場は10万円も持ち込み料を請求してきました。
とてもじゃないが10万円という金額を払ってはいられません。
そこでどうするかと言うと、他の参列者と同じようにゲストとして招くことで高額な持ち込み料金を回避して撮影することができるのです。
✅カメラマンはゲスト扱いで参列してもらう
通常のゲストと同じ扱いなので披露宴用の食事代は発生しますが、高額な持ち込み料を回避してカメラマンを調達することができるのです。
カメラマン分の食事は軽食にするなどと、工夫してもOK。
ウェディングプランナーへは「友達がカメラマンをやっているのでその人に撮ってもらいたいんです」なんて言っておけば良いですよ。
当然ウェディングプランナーはいい顔はしないでしょうが、そこは堂々と「友人です」と構えていれば良いのです。
間違っても「友達と言う立て付けで、、、」なんていう必要はありません。
これにより外注という扱いではなく、ゲストと言う位置づけになるので外注禁止の結婚式場でもカメラマンを実質持ち込みすることができます。
私もカメラマンとエンドロール撮影者を2名ゲストとして招き、無事に挙式・披露宴共に撮影いただきました。
ウエディングプランナーへの説明手順は持ち込みカメラマン業者の「私たちの結婚式」の公式サイトでご丁寧に解説してくれています。
是非参考にしてみてくださいね。
まとめ:持ち込み料無しでカメラマンは持ち込める
外注カメラマンの5メリット
✅外注カメラマンは中間マージンがないので式場カメラマンより安い✅外注カメラマンは撮影枚数無制限が多い
✅プロの外注カメラマンに頼めば撮影品質も担保できる
✅カメラマンを外注するには友人として挙式に参列してもらう
✅持ち込み禁止会場でも持ち込み料なしでカメラマンが持ち込める
以上、結婚式場のカメラマンではなく外注のカメラマンにするメリットをご理解いただけたでしょうか。
また、上記方法を駆使すれば、高額な持ち込み料を回避してプロのカメラマンを持ち込みすることができます。
また余談ですが、撮ってもらった写真をアルバム等に製本する場合は、外注カメラマンの企業ではなく、さらに他の企業(例えば,カメラのキタムラや富士フィルムなど)に外注するとよりコストを抑えることができます。
私は富士フィルムでアルバム作成を行ったが,1冊数千円程度の出費で済みましたよ。
(富士フィルム:参考価格)
>>フォトブックでフォト(写真)アルバムを作成|富士フイルム
(カメラのキタムラ:参考価格)
>>カメラのキタムラで結婚式の写真をアルバムにする。
少しでもコストを抑えて,最高の結婚式を挙げていただければ幸いです。