・自分が死んだら、公的保険からお金ってもらえるのかな?
・貰えるなら、いくら貰えるんだろう?
・生命保険って入った方がいいの?
「自分が明日死んだら、公的保険などからいくらか貰えたりするのかな?」
なんて一度は考えたことはないでしょうか。
家族のことを思うと、「できるだけ残してあげたいな」と思いますよね。
今回は一般的なサラリーマンを読者として想定した「明日死んだら貰えるお金」というテーマで、掘り下げて行こうと思います。
✅埋葬費として約5万円貰える
✅18歳未満の子供がいると、毎年100万円以上貰える
✅扶養に入っていると、毎年数十万円貰える
細かい条件や金額を話し出すと、かなり複雑です。今回はざっくり、いくら貰えるのかイメージをつかんで頂ければ幸いです。
いざという時は、公的年金・公的保険の公式サイトをご確認くださいね。
それでは詳しく見ていきましょう。
明日死んだら、もらえるお金
サラリーマンのあなたがもし明日死んだら、ざっくり以下の3種類のお金がもらえる可能性があると覚えておきましょう。
少し詳しい人なら、「死亡一時金」や「寡婦年金」などという言葉を聞いたことがあるかもしれません。
しかしこれらは、「第一号保険者」=自営業の人たちが対象ですので、我々サラリーマンは対象外です。
細かい話はいいから結局いくらもらえるんだよ!
と言う方も多いと思うので、まずは結論から👍
オリックス生命の表がとても分かりやすくまとまっているので、こちらを紹介します。
要点だけかいつまむと、
✅子持ちの親がどちらか死んだら、月10万円ちょっと
✅子なしの夫が死んだら、月5万円ちょっと
公的年金にて支払われると覚えておくと良いでしょう。
以下ではサラリーマンのあなたが死んだら貰える3種類のお金について、貰える金額・期間・条件など詳しく見ていきますね。
健康保険から葬祭費が約5万円
健康保険に加入している場合、葬祭費として5万円もらうことができます。
日本国民はほとんどの人がなんらかの形で健康保険には加入しているので、全員対象と思ってもらって良いですよ。
(参考)ご本人・ご家族が亡くなったとき | 健康保険ガイド | 全国健康保険協会
ちなみに一般的に葬儀をするのに総額約200万円程度かかると言われているので、お気持ち程度というくらいですね。
ところで、健康保険から埋葬費が出るなんて知っていましたか?
健康保険は医療費が3割り負担になるだけではなくて、他にもすごい保障があるんですよ。
以下記事でさくっとまとめているので、こちらも是非見てみてくださいね。
子持ちは必見!遺族基礎年金で年100万円
18才未満の子供をお持ちの場合は、遺族基礎年金を受給することができます。
子供がいない親は残念ならがら受給することができません。
貰える条件をざっくり言うと以下の2つ!
- 国民年金をしっかり払っていること
- 18歳未満の子供がいること
(参考)遺族基礎年金(受給要件・支給開始時期・計算方法)|日本年金機構
子供が18歳になるまで受給することができますよ。
それでは気になる受給金額を見ていきましょう。
遺族基礎年金 = 781,700円 + 子の加算
子供の数によって金額が変わってきます。
つまり、子供の人数によって以下の表の通りの金額を受給することができます。
年間約100万円もらえると覚えておくと良いでしょう。
先ほどの埋葬費と比べるとかなり助けになりますよね。
子なしでも扶養に入っていれば、遺族厚生年金が貰える
子供がいなければ、100万円貰えないのか...
安心してください。子供がいなくても妻や夫があなたの扶養に入っていれば、遺族厚生年金をもらうことができます。
貰える条件をざっくり言うと以下の2つ!
- 国民年金をしっかり払っていること
- 死んだ人の扶養に入っている
(参考)遺族厚生年金(受給要件・支給開始時期・計算方法)|日本年金機構
遺族厚生年金は貰える対象者の幅が広いことが特徴です。
遺族基礎年金の対象者は「死んだ人の配偶者」か「その子」だけでしたが、
- 孫
- 父母
- 祖父母
も貰える対象になります。
それでは気になる受給金額を見ていきたいところなのですが、計算方法が死ぬほど複雑です。
ざっくり言うと、これまで払った年金額や年収に応じて決まっていくのですが、年間40万円~50万円と覚えておくと良いでしょう。
明日死んだら、公的年金だけでは足りない
明日死んだらもらえるお金について、ざっくり紹介させていただきました。
子供がいない場合は、残された妻や夫は頑張って働くと言う手段があるでしょう。
しかし子供と配偶者を残した場合、公的年金だけだと年間100万円ちょっとです。月額にして十数万円。
- 食費
- 医療費
- 生活用品費
- 子供の教育費
- レジャー・旅行費
流石に公的年金だけの十数万円じゃ足りる気がしないですよね。
100万円だけで食べていくのはかなり厳しいです。万が一に備えて残す妻と子のために掛け捨ての生命保険に入ると言うのは悪くない選択肢でしょう。
とはいえ、保険料というのは安くないので、家計の負担を圧迫します。保険屋の口車に乗せられて無駄に高い保険に加入することはおすすめしません。
以下では安い掛け捨ての生命保険を1つだけ紹介します。
ライフネット生命の「家族への保険」
CMで「10秒見積もり!」なんて言って頻繁にやっているので知っている人も多いでしょう。
おすすめの理由はシンプルに、
安いから!
以上です。
外部からの評価も高く一定の信頼性もあるでしょう。
👑価格.com 保険アワード2019:1位
👑保険市場「2019年版 昨年最も選ばれた保険ランキング」:1位
「万が一の備え」とはいえ、家計を圧迫するほど保険料を支払っていたら本末転倒です。
人間は図太いので、そうそう死にません。以下記事では人間はそうそう死なないということをまとめてみました。
一部をピックアップすると、
男性:96.85%
女性:98.13%
「思ったより生きれるなぁ」とは思いませんか?
低い確率の事象に多額のお金を費やしてはコスパが悪すぎます。
✅子供が大きくなるまでの期間だけ
✅公的年金で月額約10万円あるから、それを補う分だけ
保険に入る場合は、必要最低限の保証にすることを私はおすすますよ👍
ライフネット生命の定期死亡保険「かぞくへの保険」保険内容の特長を解説
まとめ:そこそこ手厚い公的年金
今回はもし万が一死んだら、もらえるお金というテーマでお話しさせていただきました。
以外と100万円ももらえるという事実を知らなかった人も多いのではないでしょうか。
上記事実を知った上で、より良い人生設計をしていただけたら幸いです。
以 上